フリーランス同士の結婚は可能!付き合い〜結婚までの経緯を解説
男女のどちらかがフリーランスで、結婚に消極的といった話は聞きます。
経済面や生活面を気にしたり、働き方がイマイチ分からなかったりします。
しかし両方がフリーランスの場合、見えてくる景色は違うものです。
どのような障壁や利点があるのか解説します。
フリーランスの私を支えてくれた嫁
付き合ったタイミングでは、私はフリーランス、嫁さんは会社員でした。
海運業を元気にしたいと夢を追いかけている私を、嫁さんは応援してくれました。
片方がフリーランスだと、会う時間も調整しやすい傾向にあります。
当時の私は完全にリモートワークでしたので、会社員の嫁さんが仕事を終えて帰宅した日には、夕食を作って待っていました。
そのまま泊まっては、翌日の朝ごはんや弁当を作った日もありました。
まるで家政婦のような生活をしながら、日中はWeb制作や記事作成に取り掛かります。
嫁さんは当時から、私の活動を応援してくれていました。
嫁に教えてもらい、在宅中でできるようになった麩の料理
体調不良も重なって嫁が退職…
しばらくすると、嫁さんが仕事を辞めたいと言ってきました。
理由は完全燃焼です。
1年半前の上京と共に、都内のベンチャー企業に就職していた嫁さんは、ハードワークで体調的にも精神的にも限界を迎えていました。
憧れを持って上京してきたはずなのに、出勤が苦になる仕事に縛られてしまっては本末転倒です。
私も退職については賛成しました。
職場が近い場所から離れることを決め、当時は埼玉県にあった私の家に引っ越しました。
しかし、ただの甘えは許さず、あくまでも収支計算をきっちりと、メリハリを持って一緒に住むことが条件です。
転職を同棲の機会にし、同じ将来を見るようになりました。
夫婦としての相乗効果と、フリーランスとしての相乗効果
2ヶ月の同棲後、結婚をすることに決めました。
どんな状況でもお互いを応援できるし、相乗効果を発揮できていると確信したからです。
嫁さんは就職もせず、友人から依頼された仕事を一所懸命に取り組んでいました。
そのうち私も案件が入るようになり、嫁さんに協力してもらうようになりました。
夫婦であり、ビジネスパートナーの誕生です。
案件単価や月の売上、経費なども共有し、お互いの収入も把握しています。
結婚面では、双方の親がフリーランスへの理解が難しいと言われながらも「子供が決めたことだから」と言って背中を押してくれました。
後から思うに、結婚を許してくれるか否かは、親の価値観や親子の信頼が大切なのだろうと思います。
フリーランス同士の結婚は可能です。
将来設計や目標、価値観が一緒であれば、恐れずに進んだら良いと思います。